あなたと結婚してよかった 大切に残したい“今の私たち”を撮影して

2/1〜3/15まで開催の「バレンタインフェア」の一環として、撮影にご協力いただいた7組の ふうふ のラブストーリーを配信しています。
今回は、岩本夫妻のラブストーリーをお届けします。


岩本秀平さん(コンサルタント会社勤務)

岩本蘭さん(フリーイラストレーター/ライター)

結婚1周年。散歩や食事のときなど、自分たちふたりの何気ない日常を写真に残すことを楽しんでいる。


Q. おふたりの出会いから今までを教えてください。

秀平さん:

知人の紹介で参加したドッジボールのサークルで初めて出会いました。

どんなことでも笑顔でやっている蘭の姿を見ていて、可愛い人だなぁと思って。ドッチボールの後、みんなで飲みに行ったときに連絡先を交換しました。お付き合いが始まった後も、僕の学生時代の友人を交えた飲み会やバーベキューにも参加してくれて、自分の友人ともすぐに打ち解けてくれるのでとても嬉しかったです。

蘭さん:

笑顔が素敵だなと思ったのが第一印象ですね。

初めてふたりで飲みにいった時には、秀ちゃんの話が面白くてたくさん笑いました。

今でも秀ちゃんとの会話は私のリフレッシュに繋がっています。ほぼ毎週、休日には目的地を決めずにお喋りをしながら散歩をしたりも。降りる駅か食事をしたいお店だけを決めて、「ここはこんな街なんだね〜」と行ったことがない町も散策して楽しんでいます。にぎやかな町も、静かな町も、都心の町はほぼ全て制覇しているかも(笑)

一人で散歩をするよりもふたりで散歩をするほうがはるかに楽しいですし、彼と一緒にたくさん笑うことで、難しい仕事などがあっても前向きになれますね。

Q. 入籍から1年が経ったそうですが、何か変化はありましたか。

蘭さん:

一緒に過ごす時間がとにかく楽しくて。何気ない日常のすべてが楽しみに変わりました。

秀平さん:

蘭は普段から嫌なことがあった時でも、文句や愚痴よりもプラスに捉える発言が多い人で。そんな彼女の言葉や笑顔に支えられている気がします。

お正月に長時間待ってやっと買えた鮎の塩焼きが、生焼けで殆ど食べられないといったハプニングがあったのですが、「良い経験になったね!今年はもうこれ以上悪いことはないね!」と笑っていて、僕も一緒に笑ってしまいました。そんなところがいつも可愛いなと思って穏やかな気持ちになりますね。

蘭さん:

こんな風に前向きに捉えられるようになったのも、秀ちゃんのおかげなんです。

仕事でうまくいかないときに気持ちの整理ができずに落ち込むことがあって。彼が「感情と頭を切り離して考えるといいよ」と言ってくれたことで、悩んで抜け出せなくなっていた沼から脱出できたことがありました。

悲しいことがあった時にどんな考え方をしたらいいのかを導いてくれたり、彼が客観的にアドバイスをくれることで前向きに考えられるようになったりも。

結婚してからは一緒にいられる安心感と心強さがプラスされて、もっと自分が強くなれた気がしています。

Q. 今回、ご夫婦で撮影をしていかがでしたか?

秀平さん:

日常の思い出を写真に残すのが好きで、普段からたくさん写真を撮っています。ふたりで出かけたときや、家飲みをしたときなど何気ない瞬間を。

スマホでいつでも気軽に写真が撮れるようになった今、スタジオを使ってプロの方に撮ってもらう機会は貴重で新鮮でした。

蘭さん:

緊張していましたが、なんだか特別な時間にも感じてどこかワクワクしていました。

フォトグラファーと楽しく会話をしているうちにあっという間に時間が過ぎていって。撮影の間ずっと笑っていたので、思い返しても笑ってしまいます。その時間自体が宝物のような大切な思い出になりました。

メッセージには、普段は照れてしまって言えないことも、せっかくの機会なので言葉にして書き込みました。撮影後の楽しい余韻の中で、改めて相手への思いを考えられる機会がとてもよかったです。

秀平さん:

写真に写る今の僕たちのような、笑顔を絶やさないふたりの生活をこれからも大事にしていきたいなぁ。

蘭さん:

私も。照れながらもふたりで色々なポーズをとったり、出来上がった写真を見て撮影を思い出したり。夫婦でいることを一緒に喜べて、さらに仲が深まったように感じています。

親友のような夫婦でいられる今を切り取ったような写真ができて。これこそ、ずっと大切に残しておきたい瞬間ですね。

 

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苦労は分かち合い 楽しみは2倍に 公私ともに歩んだ夫婦の軌跡を写真に残して

2/1〜3/15まで開催の「バレンタインフェア」の一環として、撮影にご協力いただいた7組の ふうふ のラブストーリーを配信しています。
今回は、天野夫妻のラブストーリーをお届けします。


天野 慶さん(Yard Works代表 一級造園施工管理技士)

天野 綾女さん(YAMEAMIデザイナー)
結婚12周年。造園会社「Yard Works」を営み、国内外の造園を中心としたプロダクトを手がける。クッポグラフィーの造園・植栽も担当。妻の綾女さんは、Yard Worksオリジナルブランド「YAMEAMI」を立ち上げ、現在はデザイナーとして活躍中。10歳と8歳の娘と暮らす。


Q. おふたりの出会いから今までを教えてください。

慶さん:

友人を交えての食事会で初めて会いました。その後、綾女さんからメールで連絡をもらって。スタイルが良くて品のある、今まで自分の周りにいなかったタイプの女性で。連絡をもらって嬉しかったですね。

綾女さん:

慶さんの話はとても面白かったですし交友関係も広いので、最初は慶さんやその周りのお友達と繋がれたらいいなといった気軽な気持ちで連絡をしました。でもやり取りしているうちに何となく食事に行くことになって。

慶さん:

ふたりで食事に行ったときに、洋服やインテリアなど、好きなポイントが似ていてそれがすごく心地よくて。今でもお互いに好きなものや感覚が重なることが多いので、どこへ一緒に行っても飽きずに楽しめます。

綾女さん:

お付き合いからもう16年間一緒にいますが、慶さんのおかげで私は刺激的な人生を送ることができています。普段出会えないような人たちと会える機会を与えてくれて、初めての場所へ行く機会もくれました。

先日、慶さんの出張先の宮崎へ一緒に行ったのですが、想像を超える素敵な地域でたくさんの出会いがありました。彼と一緒にいることで生まれた機会が、私の世界を広げてくれています。

Q. 結婚して12年が経ちますが、一緒になれてよかったと思う瞬間はありますか。

慶さん:

毎日思っていますよ。

自営業なので大変なことのほうが多いのですが、そこをちゃんとわかってくれていて。仕事の悩みや不安を家庭に持ち帰ってしまうこともありますが、自分が話をしたいときには聞いてくれて、一人になりたいときは何も言わずにそっとしておいてくれる。綾女さんがそういった環境を作ってくれているので、今の僕があると思っています。

綾女さんの感性や才能もいつか表に出せればいいなという僕の密かな夢も、5年前に実現して。Yard Worksオリジナルブランド「YAMEAMI」という形で世に出すことができて、デザイナーとして今頑張ってくれています。妻でもあり、素晴らしいデザイナーでもあり、さらに母親業もやっているので、本当にすごいなっていつも尊敬しています。

綾女さん:

いつもありがとうって言ってくれますが、私の方こそありがとうの気持ちでいっぱいで。挑戦するきっかけを与えてくれて、やりたいことをやらせてくれて。自分のことだけではなくて、私の生き方まで大切にしてくれる慶さんと一緒になれて幸せです。

Q. 今回、ご夫婦で撮影をしていかがでしたか?

綾女さん:

子どもたちとの家族写真はプロに撮ってもらったこともありましたが、夫婦の写真は結婚式が最後ですね。

慶さん:

今回夫婦ふたりだけだったので、撮影の日までの時間も結構楽しくて。何を着ていく?とか、ふたりでスタイリングの相談をして盛り上がりました。普段なかなかない機会なので、数年に一度こういう日を作ってもいいのかなと思いました。

綾女さん:

撮影後にメッセージを書いたのですが、普段手書きで書いて渡すことってないので、ちょっと緊張しました。メールでメッセージは送りますが、今まで手紙も渡したことがなかったですね。手書きのものは今後ずっと残しておけるので、時々見返してみたいなと思いました。

慶さん:

撮影のときにフォトグラファーと僕たちふたりのことをたくさん話したのですが、結婚生活を一言で言うと何ですかっていう質問もあったよね。

綾女さん:

私は「成長」って答えました。

慶さん:

僕は「喜び」に。

もちろん良いことばかりじゃなかったけれど、すぐにこの言葉が出てきて。仕事も家庭も二人三脚でやってきたことを、この撮影の機会に噛みしめることができました。当たり前ではない今の喜びが続くように、これからも綾女さんには「ありがとう」を言葉で伝え続けていきたいですね。

 

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支えあい 補いあって生きやすくなった 嬉しさが溢れた撮影の帰り道

2/1〜3/15まで開催の「バレンタインフェア」の一環として、撮影にご協力いただいた7組の ふうふ のラブストーリーを配信しています。
今回は、なるジェニカップルのラブストーリーをお届けします。


なるみさん(会社員)

ジェニーさん(英会話教師)

結婚式から2周年。プライベートでは「なるジェニ」として活動。セクシャルマイノリティが生きやすい世の中になるよう、YouTubeやSNSで日々の生活や社会への疑問を配信中。


Q. おふたりの出会いから今までを教えてください。

なるみさん:

女性限定のマッチングアプリで出会いました。2回目のデートでお付き合いが始まって。


ジェニーさん:

一目ぼれでしたね。お互い、次にお付き合いする人とは長く一緒にいたいと思っていたところも一致していて。

お付き合いをする前に、大事なことを確認しあいました。

なるちゃんはこれまで男性とのお付き合いしか経験がないことを聞いていたので、本当に私と付き合ってもいいのかとても不安に思って。女性同士だと法律婚ができないことや、子どもを持つことの難しさ、家族にどう説明するのかなど気になることを全部聞きました。はっきり自分が考えていることを伝えてくれて、大丈夫そうだなと安心してお付き合いが始まりました。


なるみさん:

色んな価値観が一致して、それでいて想いあえる相手と出会えたのは本当に奇跡だと思いましたね。

ジェニーは周りにいる人を和ませる才能があるというか、自然にみんなが笑顔になるんです。そのおかげで、“ふたりの友人”と呼べる人たちが随分と増えました。場の雰囲気が緩んで友人たちがリラックスしてくれるので、自然と仲が深まっていくんですよね。

あと、旅行へ行った時もジェニーがいるといつも晴れますね(笑) いるだけで幸せを与えてくれるような存在です。

Q. 2年前に、おふたりともウエディングドレスを着て結婚式をあげたそうですね。

ジェニーさん:

私たちは法律上では結婚できないので、家族にこの人と一緒に生きますとちゃんと伝えたかったんですよね。

それともう一つ、セクシャルマイノリティということで辛い経験をした人たちの生きる希望に繋がればいいなと思って。私もある同性カップルの結婚式の写真を見て、自分も幸せになっていいんだと希望を持てたことがあって。式をYouTube配信したいと言ったら、なるちゃんは忙しいのに頑張って準備をしてくれたよね。

なるみさん:

ジェニーは早くから自分が同性愛者であることに気づいたこともあって、感情を抑え込みながら生きてきた人なんですよね。そんな彼女の夢を叶えてあげたかった。出会った時は、ほとんど自分の意見を言わないで私に合わせていたね。

ジェニーさん:

なるちゃんが「自分の気持ちをちゃんと言って」って何度も言ってくれて。ちゃんと言えたときには「言えたね。偉いね!」って褒めてくれた。

好きな色や、好きな服、好きな食べ物、これまで相手に選んでもらっていたものを自分で選ぶようになって、とても生きやすくなりました。今、自分の人生をちゃんと生きている実感があります。

なるみさん:

ふうふってお互いに欠けているものを補いあいながら一緒に生きていくものなんだなと日々思います。

私は仕事などでうまくいかないことがあると、感情が乱れるタイプで。そんなとき、ジェニーは横で何も言わずにずっといてくれるのです。ソファで編み物をしながら。ゆっくり受け止めてくれて、寄り添ってくれる彼女に救われています。

Q. 今回、ごふうふで撮影をしていかがでしたか?

ジェニーさん:

すごく楽しかったです。フォトグラファーが仲がいいですねって言ってくれたり、なるちゃんの好きなところを聞いてくれたのが嬉しくて、それが写真から溢れていますよね(笑)

なるみさん:

初めてお会いするフォトグラファーだったので、ちょっと緊張感もあり、今まで見たことがないようなふたりの表情も残せたのが嬉しいです。

私たちは毎年プロの方に撮影してもらっているのですが、歳を重ねていくふたりの表情の変化であったり、変わらないジェニーの笑顔であったり。見比べられるのも写真の楽しさですね。

ジェニーさん:

撮影からメッセージを書く時間まで、こんなにも相手のことを考える一日ができて、なんだか心がポカポカしていましたね。

とても寒い日でしたが、「いやぁ楽しかったね。ほんと楽しかったね。」って何度も言いながら、帰り道はとても温かくて。こんな時間がこれからもずっと続いたらいいなと思えるような一日になりました。

 

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夫婦になって3年 ゆるぎない愛情に気づいた“写真にも記憶にも残る1日”

2/1〜3/15まで開催の「バレンタインフェア」の一環として、撮影にご協力いただいた7組の ふうふ のラブストーリーを配信しています。
今回は、S夫妻のラブストーリーをお届けします。


諒一さん(公務員)

奈緒さん(会社員)

結婚3周年。昨年結婚式を挙げ、仕事で忙しい日々を送りながらもふたりの生活を楽しんでいる。


Q. おふたりの出会いから今までを教えてください。

諒一さん:

友人カップルが声をかけてくれた飲み会が初めての出会いでした。よく笑って楽しそうな奈緒のことを素敵だなと思って見ていました。

奈緒さん:

好青年でぱっと目に留まって。会話の盛り上げ役になりながらも、周りへの気遣いもあって機転がきく人だったので、最初から好印象でした。

︎今でも、私にも周りの色んな人に対しても優しいです。見返りを求めない優しさってあるんだなぁと諒一を見ていると気づかされます。定期的に実家に帰って飼っている犬の散歩やお風呂に入れるのを手伝ったり、おじいちゃんのお見舞いに行ったり、家族のことも大切にしていて。そんな姿を見ながら、身近な人に対してもマメで優しいところが好きだなと思っています。

諒一さん:

僕の家族みんなが、奈緒のことが大好きで。奈緒も僕の家族と過ごす時間を楽しんでくれて、みんなで集まるととても盛り上がります。普段から忙しいのにも関わらず、僕の家族に会いたいと言ってくれるので、そういったときに一緒になれて本当に良かったと感じます。

Q. 結婚から3年が経ち、昨年は結婚式を挙げられたそうですが、夫婦になって生活に変化はありましたか。

奈緒さん:

結婚して一緒に生活をするようになって、いざというときに頼ったり甘える存在ができて心の安定につながっています。

私が仕事で疲れている時は、その様子を見て、言わなくても家事や料理をしてくれます。残業をして帰るとご飯を作って待っていてくれたり、職場まで車で迎えに来てくれることも。外でのストレスを家に持ち込みやすい私に寄り添ってくれて、仕事の悩みを親身に聞いてくれたり、ときにはアドバイスもしてくれる。そんな優しさについ甘えて、わがままを言ってしまうこともあるので、気を付けたいです(笑)

諒一さん:

僕も最近は仕事の話をよくするようになりました。結婚前から考え方が似ていると感じることや、「わかるな〜」と共感することがよくあって。彼女が共感してくれることで仕事にも良い影響があったり、自分の気持ちの整理にも繋がっています。

Q. 今回、ご夫婦で撮影をしていかがでしたか?

諒一さん:

ふたりでプロの方に写真を撮ってもらうのは結婚式以来でした。最初はもう恥ずかしくて。でも、フォトグラファーが、最近の休日の過ごし方やよく行くお店の話など、普段の何気ない日常のことを質問してくれる中で緊張がほどけていきました。

奈緒も話に乗って面白いことを言ったりするので、僕もいつものようにツッコんでたくさん笑いました。笑顔の写真はいつもの自分たちらしさが写っていて、とても気に入っています。

奈緒さん:

ポーズが上手くできないなと思ったときも、フォトグラファーが「脚をもう少し前に出して」「もう少し後ろに寄りかかってみましょう」と、具体的にアドバイスをくれたのもよかったです。ちゃんとポーズをとったり、器用に振る舞う諒一の意外な一面を見られて感心しました。

出来上がった写真を見て、私たちの笑い方ってなんだか似てるなと気づいたりも。思いっきり笑っている自分の姿を見る度に、楽しい時間だったなぁと振り返っています。

撮影後、一言メッセージを書く時間では、彼の好きなところを見つめ直したり、毎日の優しさへの感謝の言葉が思い浮かんで。いま、諒一の存在が無くてはならないものになっていることに気づかされたりも…。この日は私にとって、写真にも記憶にも残る一日になりました。

諒一さん:

結婚式が始まる前に、ふたりで照れながら写真を撮ってもらったことを思い出しましたね。あれからあっという間に1年が経ちましたが、前よりも仲良くなって、前よりも奈緒のことを好きになったなと。来年も再来年もずっと、このかけがえのないふたりの時間を大切にしていきたいです。

 

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52年分の思いを写真とメッセージに込めて 人生の1ページに加わった“夫婦の変わらない笑顔”

2/1〜3/15まで開催の「バレンタインフェア」の一環として、撮影にご協力いただいた7組の ふうふ のラブストーリーを配信しています。
今回は、石綿夫妻のラブストーリーをお届けします。


石綿孝一さん(元会社員、2020年定年退職)

石綿真由美さん(看護師)

1983年結婚。今年で結婚38周年。高校時代にお付き合いを始め、その日から52年の年月を重ねた。夫婦ふたりだけの時間が始まったばかりで、3人の孫と会えることも日々の楽しみのひとつ。


Q. おふたりの出会いから今までを教えてください。

孝一さん:

高校の通学で利用していたJRの列車で知り合いました。ある日突然、真由美から手紙をもらったんです。「文化祭に来ませんか」というお誘いと、「まずはお友達からお願いします」と書いてありました。毎朝同じ車両に乗ってくる彼女の存在は知っていましたが、まさか手紙をもらうなんて…。本当にびっくりしたことを今でも覚えています。

真由美さん:

今思い出すと恥ずかしいですね。背が高くて素敵な人だなぁと思っていつも見ていましたがなかなか声をかけることができず…。一度も話したことがないのに、思い切って手紙を渡したのが最初です。

結婚してすぐに子どもを授かったので、お互いに仕事と育児でとにかく忙しかったです。私は看護師なので夜勤や土日の勤務も時々あって、そんなときは孝一さんが一手に引き受けてくれて。子どもたちに寂しい思いをさせないように公園や色んなところで遊んでくれて、私も救われましたね。

孝一さん:

二人三脚で色んなことを乗り越えてきましたが、もちろん喧嘩をすることもあって。僕の方が言いすぎてしまったときでも、翌朝彼女は必ず「おはようございます」って言ってくれるんですよね。そうすると怒っていた自分の心が溶けていって、謝るきっかけもできることもあって。彼女の「おはようございます」に支えられて、夫婦を続けられたようなものです。

Q. 夫婦になってよかったなと思う瞬間はありますか。

孝一さん:

僕は何事にも緊張したり、真面目に考えすぎるところがあるのですが、彼女はいつもポジティブでどーんと構えてくれている。

会社員時代、僕は体調を崩してしばらく休職したことがありました。あぁ、これからどうしよう、家族にも迷惑をかけてしまうと思いながら寝ていたときに、彼女は僕の手をぎゅっと握って「大丈夫。私がついているから」と言ってくれたんですよね。あのときは心から安心して、この人がそばにいてくれてよかったなと思いました。

真由美さん:

すごく心配性で不器用な人なんですけど、そこも好きなところです。道路を渡るときも、危ないからといつも私の腕を掴んで渡るような人なんです。

そうやって会社でも家庭でも真面目に働いてくれる中、私は自分が好きなように自由に過ごさせてもらって。今、新しい職場からお声がけいただいて、孝一さんも応援してくれているのでもうひと踏ん張り社会のために働いてみようと思っているところです。

Q. 今回、ご夫婦で撮影をしていかがでしたか?

真由美さん:

子どもが小さい頃は写真館で家族写真を撮ったりすることはありましたが、夫婦ふたりだけでスタジオ撮影をしたのは初めてでした。撮影時間はずっと楽しかったです。孝一さんは3日前から緊張していたみたいですが(笑)

孝一さん:

最初は、この場から逃げ出したいくらい恥ずかしくて緊張していて。でも、フォトグラファーの方が色々と話しかけてくれて、会話を楽しんでいるうちに撮られていることを忘れていました。

出来上がった写真を見てびっくり。真由美の姿は毎日見ていたので、いつもの変わらない姿が写っていてすごくいいなと思ったのですが、その横に見たことのない自分の姿が写っていて。彼女とこんな風にして笑うんだ、一緒に並んでいる後ろ姿はこんなに良いものなんだと新しい発見ばかりで。

真由美さん:

相手へのメッセージを書く時間では、改めて孝一さんとのこれまでを色々思い出しながら考えました。ときには細かくてうるさいなと思う時もあるんですよ。でも、常に支えられてきた安心感が確かにここにあって。

そんな思いを文字にしてみて、今日のこの日が人生において特別な1ページとして加わったような温かな気持ちになりました。

孝一さん:

撮影が終わった安堵感と夫婦の形を再確認できた嬉しさとで、スタジオを出た後、思わず真由美と手を繋いで駅まで歩きました。これからもよろしくという気持ちを込めて。

 

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“何でもない日”が特別な日に 夫婦の写真を残して改めて気づいたお互いの魅力

2/1〜3/15まで開催の「バレンタインフェア」の一環として、撮影にご協力いただいた7組の ふうふ のラブストーリーを配信しています。
今回は、井手夫妻のラブストーリーをお届けします。


井手康博さん(会社経営)

井手祐来さん(モデル、お皿や洋服のプロデュース)

2015年結婚。福岡県福岡市在住。現在、4歳男児、1歳男児とともに暮らす。


Q. おふたりの出会いから今までを教えてください。

祐来さん:

出会ったのは高校生のときでした。1年生のときに康博さんと同じクラスになったのですが、クラスの端の席でポツンと座っている彼がたまたま目に入って…。何だかものすごく気になったんですよね。今思えば、一目ぼれだったのかもしれません。その日から私のアプローチが始まってお付き合いをすることになりました。

康博さん:

祐来はいつも休み時間のときに僕のところへ来て楽しそうに話していましたね。僕も段々彼女のことが気になってきて、周りの後押しもあって付き合うことになりました。真面目で思いやりがあって、いつも僕のことを気にかけてくれて。そこは今も全然変わりませんね。

出張で離れて過ごすことも多いのですが、ちょっとした空き時間ができると祐来に電話をしています。1日に何度も電話をする日もあったり。

何気ない日常の話が大半ですが、仕事の話も結構しています。会社経営をやっているので人に言えない話が多いですが、祐来にはほとんど話していますね。

彼女は創業時から話を聞いてくれているので何でもわかっていて、僕のメンタルバランスを整えてくれているような存在で。本当にありがたいです。

Q. 夫婦になってよかったなと思う瞬間はありますか。

祐来さん:

康博さんは仕事熱心でいつも忙しそうですが、そんなときでも家族思いなところは変わらず、よく私たちを笑わせてくれます。私や子どもたちのことはもちろん大切にしてくれますが、私の両親や姉妹のことも大切にしてくれるんですよね。

よく私の両親を呼んで食事をしますが、いつも康博さんが盛り上げてくれて。次はいつ来るの?そろそろ呼ぼうよって、康博さんの方が楽しみにしてくれたり。そんなとき、この人と夫婦になってよかったなって思います。

康博さん:

僕は一緒に晩酌しているときや、友人を交えての食事をしているときに、この人と結婚してよかったなって思うことがあって。晩酌も友人との食事も一人でもできることですが、祐来が一緒にいるとより楽しかったりするんですよね。一緒にいることが自然で特に気を遣うこともなく、逆にいてくれる方がリラックスできるような。

祐来さん:

最近では少しずつですが、子どもを預けて二人で食事に行ったりお酒を飲んだりする時間も作れるようになって、その時間もとても楽しくて。子どもが大きくなってからの夫婦の時間も楽しみです。

Q. 今回、ご夫婦で撮影をしていかがでしたか?

祐来さん:

本当に楽しかったです!普段から家族で写真や動画を撮ることは多いのですが、夫婦二人でスタジオで撮るのはマタニティフォト以来で。仕事柄撮影の機会は多いですが、何でもない日に普段の服装で撮影をしたのは新鮮でした。子どももスタッフの方が見ていてくれて、気にせず撮影を楽しむことができたのもよかったです。

康博さんも、普段と変わらずスタジオでも盛り上げ役で、私はいつものようにたくさん笑って。この人はどんな場所でも私を楽しませてくれる人なんだなって改めて気づかされました。

康博さん:

祐来をリラックスさせて一番自然な笑顔が出るといいなと思って場を盛り上げてみましたが、出来上がった写真を見たら僕もすごく楽しそうでびっくりしました。彼女と一緒にいるときの僕はこんな顔をして笑うんだなぁと。

最後、パートナーに向けたメッセージを書く時間があったのですが、一言で相手に思いを伝えなければならないので、どんな言葉だったら祐来が喜ぶだろうと結構悩みましたね。普段、言葉で愛情を伝えていなかったので、伝えたい言葉を考えて選ぶ貴重な時間をいただいてとてもよかったです。

祐来さん:

写真の中の自分たちが幸せそうで、見るたびに撮影の日のことを思い出して温かい気持ちになります。家族の記念日でもなく、何でもない日に二人の特別な思い出ができたみたいですね。嬉しくて何度も見返しています。

康博さん:

非日常的な空間で、フォトグラファーの方が切り取ってくれるふとしたときの二人の表情が残せて、普段スマホで撮る写真では感じられない良さがありますよね。今回の写真を二人の晩酌のお供に、撮影の思い出話を楽しもうと思います。

 

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